お墓Q&A
庵治石について
お墓の種類・構造について
お墓の費用について
お墓を建てる時期・方角について
お墓の工事・文字彫刻などについて
お墓のメンテナンス・お悩みについて
- 今のお墓をキレイにすることはできますか?
- どれくらいキレイにできますか?
- 山奥にお墓があるのですが移動できますか?
- ローソクのガラスが割れたのですが替えはありますか?
- 県外からお墓を移動することはできますか?
- 骨壷が大きいのですがお墓に入りますか?
- お骨を入れる所がないのですが、どこから入れたらいいのですか?
- お墓の掃除に洗剤などを使っても大丈夫ですか?
- たくさんあるお墓を1つの代々墓にまとめたとき、そのお骨はどうすればいいの?
- 墓所を移動したいのですが、工事の前にすることはあるの?
- お墓が欠けてしまったのですが、直すことはできるのでしょうか?
- 墓地の境界がわからないのだけれど、どうすればいい?
- 中にお骨がいっぱいで納骨ができない場合はどうすればいい?
- たくさんあるお墓をまとめて霊標をおきたいのですが、今までの方もすべて彫り入れしないとだめですか?
- 棹石だけを新しくしたいのですが、可能でしょうか?
- 注文したけど、追加でしてほしいことがあります。
- 先祖のお墓がたくさんあります。掃除など維持するのが大変になってきました。 どうしたらよいでしょうか?
- ご先祖様の戒名がたくさんあります。最近、墓標に戒名を彫るのをよく見ますが、全て彫らないとだめでしょうか?
- 地震でお墓が倒れたらどうなる?
- お墓の移転にはどんな手続きが必要ですか?
納骨・法要・供養について
宗教による違いについて
お墓に使う石について
- お墓にはどんな石を使えばいいの?
- 石材には様々な種類がありますが、一般的には耐久年数に優れた御影石(花崗岩)が多く使われます。
- 庵治石と外国材はどう違う?
- 庵治石は世界的にも有名で、その品質もかなり優れています。
また、独特の『斑(ふ)』の模様は庵治石以外では見られません。さらに、外国材などに比べ産出量も少なく、希少価値があります。
- 国産材に比べて輸入材は耐久性が弱いってホント?
- たしかに外国産の石に比べ国産の石の多くは、これまでの長い使用実績があります。
しかし、使用実績が長いからといって安心というわけではありません。国産でも外国産でも石によってその特性は様々で、ひとくくりには分けられません。
詳しくは信頼できる石材店にお尋ね下さい。
- どうして日本の石は値段が高いの?
- 外国産の石に比べて国産の石が高い理由は、採石コストにあります。
外国の採石場に比べ国内は小規模な採石場が多く、産出量も多くありません。また人件費も高いので国産材のお墓は高くなるのです。
- 外国材は質が悪いの?
- 外国材も最近では種類が数多くあります。
たしかに外国産の中には国産と比べてよく水を吸う石や変色の早い石もありますが、一概に国産墓石よりも質が悪いということはありません。中には国産材と同じくらい石質が良いものもございますので、ご心配な場合はお気軽にご相談下さい。
庵治石について
- 庵治石はどこでとれますか?
- 香川県の高松市庵治町・牟礼町にまたがる五剣山(八栗山)で掘削されています。
- 庵治石にも種類があるの?
- 庵治石の種類は見た目の度合いから、細目(こまめ)と中目(ちゅうめ)に大きく二分されますが、分子密度や硬度等はいずれも同質です。
石目の細かい細目であるほど高級材として珍重されており、「斑(ふ)」と呼ばれる独特な石目模様が大変有名です。一方、中目は細目と比べると多少石目が荒く色調も白っぽくなるものの、庵治石特有の上質な風合いを有しています。
- 庵治石の特徴は?
- 庵治石は構成分子密度が非常に高いため、水を吸収しにくいなど風化に強いのが特徴です。また、花岡岩の中でも特に硬さに優れており、その硬さは水晶に近いとも言われています。
そのため、彫られた文字が崩れたり変質したりすることがなく、石像等の彫刻に向いています。
- 庵治石ってまだまだとれているの?
- はい、まだまだ採れています。
しかし、むやみに乱開発するのではなく、香川県の認可を得て採掘計画を立てています。
- 庵治石の価格が高い理由は?
- 庵治石は硬く美しい石ではありますが、大変傷の多い石でもあります。そのため、採石された原石の中から製品化できるのは、わずか1%~10%程度しかありません。また、庵治石の特長の綺麗と評される石目(石の模様、色合い)を墓石全体に統一するために、何組も製作することがあります。手間もかかり、石自体硬いので高度な加工技術も必要となるためコスト高になります。
その他に、他の石に見られない斑(ふ)があり、高級材としてブランド化されていることも理由となっています。
しかし、それだけの価値は十分にあります!
- 庵治石の斑(ふ)は消えないの?
- 本当の斑(ふ)は消えません。特に細目は後から現れる石もあります。
- 庵治石っていつから使用されているの?
- 庵治石の歴史は非常に古く、京都男山の石清水八幡宮の「建武回録記」という古文書にも記されているほどです。
1339年、当時の八幡宮再建にあたって前例に倣って讃岐の国より送りこんだ、という内容のもので、ほかの古文書から、平安末期から南北朝・室町時代にかけて、現在の牟礼町大町付近一帯が石清水八幡宮の荘園であったことも記されています。
- 見本石と違うのはどうして?
- 庵治石は、石の種(採掘場全体の石)の大きさが、外国の石のように大きくないために、同じ丁場からとれた石でもその時・その場所で石目模様に違いが見られます。
- 庵治石の耐久年数は?
- 地震等の自然災害や人的災害を除き、数百年以上といわれています。
- 庵治石の艶持ちが良いって本当?
- 本当です。庵治石の成分は石英・長石に、微細な黒雲母と角閃石が含まれており、それぞれの成分の結晶がとても小さいため、硬度は水晶と同じく硬度7といわれています。
この硬さと緻密さゆえ風化や変質に大変強く、古いお墓の文字が傷んでおらず、艶が失われていないのは硬さと緻密さのおかげです。
- 庵治石でお墓を建てる人って多いの?
- 現在数多くの石が墓石に使用されていますが、硬くて吸水性が低いなどの特質から花崗岩(御影石)が良いとされ、地肌が美しく光沢のある庵治石特に人気があります。
- 庵治石の目合はいつも同じですか?
- 石は自然の物ですので、同じ庵治石でもとれる時期や場所で目合は変わってきます。
当店では確認できるように常時展示品を多数展示いたしております。ぜひ現物を確認してご納得いただければと思います。
お墓の種類・構造について
- よせ墓って何?
- たくさんのお墓をまとめて1つにすることです。
近年お墓事情も大きく変わってきました。たくさんのお墓を後世に残すと金銭的にも負担になります。最近では、たくさんのお墓を1つにまとめ、先祖代々のお墓にまとめます。そうすればお参りも一か所ですみ、負担も軽減されます。
- 五輪塔って何?
- 五輪塔には地・水・火・風・空と梵字で「キャ・カ・ラ・バ・ア」と書かれています。
人は亡くなると大宇宙の天地に帰っていき、仏と一体化するという意味で五輪塔を建てます。通常50年を過ぎたご先祖様をまつります。
- 卒塔婆って何?
- 塔婆供養に用いる板塔婆のことで亡くなった方の戒名や経文の一部を書き、死者の成仏を願うものです。
仏式ではほとんどの宗派で行いますが、浄土真宗では行いません。
- お墓に付いているレンゲにはどんな意味があるのでしょう?
- よく仏石(墓石の一番上の石)の下側に、蓮の花を模った台石があります。
仏像の基壇が「蓮華台」をつけることは、インド以来の伝統です。つまり、「仏」は「蓮華台」に乗ることができる。墓石に「蓮華台」をつけるということは、死者が「仏」であることを表しています。
臨終の時「念仏」を唱えると、阿弥陀仏が二十五菩薩を率いて、「蓮華台」を持ってお迎えに来てくれます。(聖聚来迎)これは、浄土三部経の「大無量寿経」にある第十九願と「阿弥陀経」にもその根拠があらわされています。また、「往生要集」にもそのことに触れています。二十五菩薩のうち、先導役が観音菩薩と勢至菩薩で、特に観音菩薩の両手には「蓮華台」があり、ここに死者を乗せて「極楽往生」させます。
つまり「蓮華台」とは、「死者が極楽往生」するための必需品であると同時に、「死者が成仏する」シンボルでもあるわけです。
- 水鉢の上についているくぼみは何を入れるところなの?
- お水を入れるところです。そのままだと汚れが溜まったものがお掃除しにくいため、最近ではステンレス製のお水皿を置くことで、お掃除しやすくすることもできます。
お線香を入れるところではありません。
- 最近のお墓に光沢があるのは、薬品でコーティングしているの?
- 薬品でのコーティング等は行っておりません。
研磨機で目の粗いものから順番に磨いていき、最後はバフ(丸い樹脂の板に研磨剤を練り込んだもの)でツヤを出しています。
- 基礎を石ですると強度が上がるの?
- 上がりません。石で基礎をした場合、基礎を打った状態の見た目はとても良いのですが、強度計算の結果、むしろ強度不足になってしまうようです。
強度がほしい場合はコンクリートで土間を打つことをおすすめします。
- お骨はどのくらい入りますか?
- 骨壺の大きさで変わりますが、通常8~12個ぐらいの納骨は可能です。
お墓の費用について
- 墓地の永代使用料って何?
- 通常、墓地は購入するのではなく、その墓地を永代に渡って使用する権利を購入します。
そのことを永代使用権といいます。ですので、税金等もかからず、非課税です。
- 墓地の管理料って何?
- マンションなどを購入したり借りた場合、管理費という費用が発生します。皆が利用する共有部分(廊下・電灯・外壁の塗装・水道管・配水管・・・)の管理や維持に使用するために使われておりますが、墓地もまったく同じです。
参道の整備や水回りのメンテナンス、緑地、休憩所といった共有部分の管理を行うために必要になってきます。
管理料の支払いが滞り、数年以上継承者がいなくなった場合は、永代使用権は剥奪され無縁墓として整理されてしまう場合があります。
- お墓の平均価格を教えて下さい。
- 全国的には150万円ぐらいが平均といわれております。
当店では様々なご予算に応じることが可能ですので、ご相談下さい。
- お墓をオールストーンで建てたのですが、 建て直すのにどのくらい費用がかかりますか?
- お墓の大きさ、立地により異なりますが、当社の会員価格での施工となります。
- 戒名の彫り入れはどのくらいで彫り入れできますか?
- 通常1霊30,000円です。当社会員価格もございます。
なお、香川県内での価格になりますので、他県の場合は別途諸経費がかかります。
- 他社と金額が違うのですが…
- 一度お見積もりをお持ち下さい。
仕様や石種によって金額は大きく変わります。同じ石でもランクの違いで価格も変わります。また、工事の内容でも金額は変わります。
当店では同じ内容の工事なら価格には自信を持っております。万が一価格差がある場合はご相談下さい。
お墓を建てる時期・方角について
- お墓はいつ建てればいいの?
- いつ建てなければいけないという決まりはありません。建てる方の準備ができれば、いつでも大丈夫です。大切なのは、建てる時期ではなくご供養の気持ちですから、ご家族の気持ちの整理がついた時期でよいでしょう。
一般的には、仏式の場合49日忌明け以降100日やお彼岸・お盆など、または一周忌などを目安に建立される方が多いようです。
- お墓を建てるのに良い日はあるのでしょうか?
- お墓を建てるのに、基本的に良い悪いはありません。
- 「お墓を生前に建てると良くない」「亡くなった人がいないときにお墓を改修するのは良くない」 と聞きますが大丈夫ですか?
- お墓を生前に建てることを「寿陵」といいます。
「寿」は長寿を意味し、「陵」は墓を意味しています。仏教では、「逆修」という一旦死んだことにして、新たに再生して元気で長生きできるという「滅罪信仰」があり、一旦死ねば罪が滅び、不幸の源は断たれるから、健康と幸福が得られると考えられています。
古くは聖徳太子も生前にお墓を建てられています。現在でも良い習慣として続いており、家族繁栄を願って生前にお墓を建てる方が増えています。
- お墓の向きは、どちらの方角が良いですか?
- 仏教では、お墓の方角で吉凶はありません。大切なのはご供養の気持ちですから、お墓参りのしやすい方向でよいでしょう。
風水等気になさる方は、東向きなど、北向き以外の方向に建てる方もいらっしゃいます。
- 北向きのお墓は良くないと聞きましたが・・・
- お墓の向きは一般的に南向き、東向きが良いとされていますが、墓地により、進入路の確保や、あらゆる場所特有の条件によりその限りではありません。
ですので、北向きが良くないということはありません。
お墓の工事・文字彫刻などについて
- お墓はどれくらいの期間でできますか?
- 通常約1ヵ月の納期をいただいておりますが、お急ぎなどの場合はご相談下さい。ご要望に応じます。
当社では、文字彫刻前に実物大文字原稿でのご確認をいただいております。その後、文字彫刻をして、墓地管理者との手続き後、基礎工事、台周工事、本体工事、美装、確認となりますので、展示品でしたら最短で約1ケ月になります。
原石からの加工からですと、加工期間が必要ですので、約2ケ月以上いただいております。
- お墓に文字は彫り入れしないといけないのですか?
- 必ずしも入れなければならないということはございません。
最近では個人の好きだった文字などを入れる場合もございます。
- お墓に好きな言葉などを入れることはできますか?
- 最近では特にデザイン墓石などでは好きな言葉を入れる場合が多いです。
彫り入れるの字の参考例などもありますので、ぜひ営業スタッフにご相談下さい。
- すでにお墓がある場合、字彫りはいつごろまでにすればいいの?
- いつごろまでにしなければならないというのはありません。一般的に多いのは49日までですが、宗派によっても傾向が違います。
彫り入れには2週~3週間程度かかります。
- 彫り入れする文字の書体などは、指定することはできますか?
- もちろん可能です。
当社には、文字原稿専任スタッフが常駐しておりますので、どのようなご要望にもお答えいたします。
- 工事の時には、立会いをしなければなりませんか?
- できる限り見ていただけた方が、こちらとしても安心ではありますが、どうしても時間に都合が取れない場合には、こちらに任せていただいて構いません。
当社は、工程ごとに写真を撮っておりますので、見えない部分の施工も確認することができます。
- 工事の日を指定することはできますか?
- 事前に仰っていただければ、できる限りは対応させていただきます。
しかし、急な指定に関しましては、すでに工事予定が組まれている場合がありますので、難しい場合があります。ご了承下さい。
- 急いでいます!
- 基本的には受注してから製品を製作(約1~2ヶ月)しますが、ご要望でしたら、現品や在庫で対応することも可能です。まずはご相談下さい。
- お墓の正面には何を彫ればいいのでしょうか?
- 当家のお名前『○○家の墓』や、宗旨によりお題目を入れます。
宗派により違いがありますので、担当にお問い合わせ下さい。
お墓のメンテナンス・お悩みについて
- 今のお墓をキレイにすることはできますか?
- クリーニング工事がございます。現地でも施工する事が可能ですので、お気軽にご相談下さい。
- どれくらいキレイにできますか?
- お墓の年代で変わります。お墓の状態に応じた施工方法がありますので、ぜひご相談下さい。
- 山奥にお墓があるのですが移動できますか?
- 大丈夫です。
当社では自社の社員が施工いたしますので、どのような墓所でも安心してお任せいただいております。
- ローソクのガラスが割れたのですが替えはありますか?
- 当社では、墓石の付属品・各種パーツを店頭で販売しております。取り揃えも多数ありますのでご安心下さい。
- 県外からお墓を移動することはできますか?
- 県外からの移動だけでなく、県外への移動も問題ありません。無料見積もりですのでぜひご相談下さい。
- 骨壷が大きいのですがお墓に入りますか?
- お墓の形状により異なります。事前に担当スタッフに骨壺の大きさをお知らせ下さい。
- お骨を入れる所がないのですが、どこから入れたらいいのですか?
- お墓の形状により異なりますが、古いお墓などは納骨口が無い場合がございます。
その場合ご納骨までにあらかじめ加工等を施さなくてはなりませんので、事前にご相談下さい。
- お墓の掃除に洗剤などを使っても大丈夫ですか?
- お墓は自然の石でできていますので、あまり合成洗剤などは使わないで下さい。
こまめに水拭きをしていただくのが一番望ましく、一番の供養になります。
- たくさんあるお墓を1つの代々墓にまとめたとき、そのお骨はどうすればいいの?
- 下にお骨が残っている場合はそのまま新しいお墓の納骨室に納め、土に返っていて何も残っていなかった場合は、お骨を納めていた部分の土を一握りさらしにいただき、お骨の代わりとして納める場合が多いです。
- 墓所を移動したいのですが、工事の前にすることはあるの?
- お生根抜をしていただく必要がありますので、工事の前にお寺の方などに拝んでいただいて下さい。
また、市営墓地に移動、市営墓地から移動する場合には改装許可証が必要になる場合もあるので、役場で書類をもらってきていただくこともございます。
- お墓が欠けてしまったのですが、直すことはできるのでしょうか?
- 補修・修理することは可能です。ご相談下さい。
- 墓地の境界がわからないのだけれど、どうすればいい?
- 墓地にはそれぞれ管理している方がいる場合がほとんどですので、管理人の方と立会いでお話するとすぐに確認することができます。
管理人の方がいない場合は、隣接墓所の方と相談して決める場合が多いです。
- 中にお骨がいっぱいで納骨ができない場合はどうすればいい?
- お骨壷に入れて納めているのであれば、それをさらしに包むことでスペースを確保できる場合もございます。
そうでない場合は墓石を一度解体して、納骨室の部分を広く加工することもできます。
- たくさんあるお墓をまとめて霊標をおきたいのですが、今までの方もすべて彫り入れしないとだめですか?
- 全員彫り入れすることもできますが、後々のことも考えて、何代か前までの方はそのまま掘り入れし、それ以前の方は最初に「○○家先祖代々」などのように1行でまとめる場合が多いです。
彫り入れの内容は宗派によって異なるので、お気軽にご相談下さい。
- 棹石だけを新しくしたいのですが、可能でしょうか?
- 一部だけのリフォームも可能です。
料金等は別途お見積もりになりますので、まずはご相談下さい。
- 注文したけど、追加でしてほしいことがあります。
- その都度ご相談下さい。
内容によっては追加料金が発生することもございますが、できる限りの待遇で対応させていただきます。
- 先祖のお墓がたくさんあります。掃除など維持するのが大変になってきました。 どうしたらよいでしょうか?
- ご先祖様のご供養のために供養塔を建てて一つにまとめる方法があります。
その上でいくつか方法があります。
1.既存の石塔の仏石をそのまま残す方法。
2.既存の石塔の仏石を永代供養所へ安置する方法。
3.墓石店に引き取ってもらい処分する方法。
いずれにしても、墓地の広さや石塔の大きさなどによりできる方法がありますので、現地を見せていただき、最善のご提案をさせていただいております。
- ご先祖様の戒名がたくさんあります。最近、墓標に戒名を彫るのをよく見ますが、全て彫らないとだめでしょうか?
- 墓標に戒名(法名)を彫り入れする方法ですが、いくつかあります。
1.全て彫入れする。
2.年忌法要が済んでいる方は、成仏しましたということで「○○家ご先祖様○○」など一行にまとめて、
年忌法要が済んでいない方から彫入れする。
3.生前面識が無い方は、「○○家ご先祖様○○」など一行にまとめて、面識のある方から彫り入れする。
ご先祖様が沢山あるということは、長いおつき合いをされている菩提寺様がいらっしゃると存じます。事前にお導師様にご相談されることをおすすめいたします。
- 地震でお墓が倒れたらどうなる?
- お墓が天災で倒れた場合は、基本的に実費での修理となります。
当社では、標準で『おはかみらい』のサービスが付帯しております。こちらの商品は50万円を限度に、修復費を保証いたします。
また、最大500万円まで補償可能の『おまいりまもり』のサービスも付帯することが可能です。
詳しくは担当営業までお尋ね下さい。
- お墓の移転にはどんな手続きが必要ですか?
- 1. 改葬先の墓地・霊園等を決めて「受け証明書」を発行してもらいます。
2. 現在の墓地管理者に改葬を相談します。承諾してもらったら「埋蔵(埋葬)証明書」をもらいます。
3. 現在の墓地にある市区町村役場で「改葬許可申請書」を発行します。
4. 現在の墓地にある市町村役場で2の「埋蔵(埋葬)証明書」と、署名捺印済の3の「改葬許可申請書」を
提出し、受理されると「改葬許可証」を発行されます。
※申請書・許可証は遺骨1体につき1枚必要です。遺骨が複数ある場合はその都度必要になります。
※改葬先の「永代使用許可書」または「受入証明書」の提出が必要なこともあります。
5. 現在の墓地管理者に4「改葬許可書」を見せて、遺骨を取り出します。
その際に「閉眼供養」「抜魂供養」「遷座法要」「遷仏法要」等を行います。
※宗派・寺院によって法要の主旨・言い方は異なります。
6. 現在のお墓をさら地にし、変換致します。
7. 「改葬許可証」を改葬先の墓地管理者に提出して遺骨を埋葬します。
「納骨法要」「開眼供養」「建碑法要」等を行います。
※宗派・寺院によって法要の主旨・言い方は異なります。
納骨・法要・供養について
- 納骨はいつしたらいいの?
- いつまでにという期限はありませんが、できるだけ早く納骨してあげるのが一番の供養になります。
通常、49日法要や、100日、一周忌など、法要に合わせて行うのが一般的です。
- 納骨は骨壺を使う?使わない?
- 地域によって異なります。最近の墓石は納骨スペース(カロート)も大きく確保されていますので、骨壺のままでも充分入ります。
詳しくは担当営業にお尋ね下さい。
- 納骨の時はお手伝いしてくれるのですか?
- 納骨の際、石を傷つける場合がございます。ぜひ当店スタッフにお任せ下さい。
- 納骨室にはどのくらい入りますか?
- 一般的な三重台のお墓であれば、4寸の骨壺でしたら12名様分入ります。
それでも不安でしたら、納骨堂タイプの墓石もございます。
骨壺のサイズや納骨方法などは地域によって様々ですので、詳しくはスタッフまでお尋ね下さい。
- 命日に法事ができない場合、どれくらい前までにしてもよいですか?
- 近年、仕事等で出席者やお寺様のご都合で、命日にできない場合があります。
ご供養ことは先送りにせず、早めにすることが良いといわれていますが、一般的には一ヶ月くらいまでが多いでしょう。
- お墓ができた後は、何をすればよいですか?
- おつき合いのあるお導師様に、開眼法要をしていただきます。ご納骨がある方は、ご納骨法要と一緒に行います。
事前にお導師様と出席者に日取りのご相談をされることをおすすめいたします。
- 開眼式って何?
- 入魂式・入仏式・お霊入れ・性根入れ等、宗派や土地によって様々に呼ばれます。
『開眼』とは、供養して仏の魂を迎え入れるという意味で、お墓は建てただけではただの石にすぎず、この儀式を済ませて初めて礼拝の対象になります。また、ご先祖様のお家であるお墓が完成したことを祝うという意味もあります。
- 開眼法要の時のお寺様へのお礼の水引はどれを選べばいい?
- 地域や風習によって違いますが、お祝いの意味も兼ねておりますので紅白の水引を用意ることが多いです。
- 開眼法要は、雨天時は延期をしますか?
- 通常、開眼法要は天候によって延期をすることはありませんが、台風など危険がともなう場合、お導師様によりますと延期することがございます。
- 一人娘が嫁いだ家にお墓がなく、嫁ぎ先のご両親と自分達のお骨を一緒のお墓でお参りしてもらえるのですが、 他家のお骨を一緒のお墓に入れても大丈夫でしょうか?
- 近年、少子化でそのような方が増えています。
宗派にもよりますが、仏様は、他家だからといって差別はされず平等にあります。実際に「両家墓」という形でお墓を建ててお参りされている方が増えています。
ただし、お導師様によって反対されている方もいらっしゃいますので、事前にご相談されることをおすすめいたします。
- 葬式の時に神棚を白い布で覆ったのですが、いつ外せばいいですか?
- 49日までは喪中となりますので、忌明け(49日)後に外して下さい。
宗教による違いについて
- 浄土真宗は五輪塔を建てたらいけないの?
- 浄土真宗でも五輪塔は建立できます。
しかし、ご寺院様の教えにより異なる場合がありますので、檀那寺様にお問い合わせ下さい。
- 宗派によってお墓の建て方が違いますか?
- 仏教において、浄土真宗では教義により塔婆立、水子地蔵、五輪塔は建てることはありません。墓石の文字彫刻も仏石正面に「南無阿弥陀仏」と彫入れすることをおすすめしています。
各宗派、地域により彫入れ文字も違います。神道では、線香立、蓮華座などは使用しません。キリスト教では、ローソク立、線香立は使用しません。
しかし、近年は自由な発想で、自分好みの形、大きさでお墓を建てる方が増えています。ご希望のデザインがありましたら、イメージ図を作成することができますので、お気軽にお申し付け下さい。ただし、お導師様によりますと反対される方もいらっしゃいますので、事前にご相談されることをおすすめいたします。
その他
- 墓地はどこに行けば買えますか?
- 市営墓地の受付代行、その他墓地の紹介等は当社で行っております。
詳しくは店頭にてお問い合わせ下さい。
- 市営墓地なのですが、手続きなどは必要ですか?
- 墓地によっては、建立や竣工に当たり申請が必要な場合がございます。町営墓地、市営墓地、寺院墓地や各霊園などにお問い合わせ下さい。
当店では全て面倒な手続きは代行いたします。
- ペットの骨を一緒に入れることはできますか?
- 最近はペットも大切な家族の一員として生活されている方が多くなってきていますが、墓地・霊園においては必ずしも一緒に入れるわけではありません。規定により動物のお骨は納められない墓地・霊園がほとんどですので事前によくご確認下さい。
- 電話しても出なかったのですが…
- 申し訳ございません。当社定休日は木曜日となっております。
営業時間9時から18時の間は、どの店舗でもスタッフが常駐しておりますので、再度そちらのお時間でおかけ直し下さい。
- お仏壇もありますか?
- 当店は仏壇だけでなく、仏具も取扱いしております。
セット割引等もありますのでぜひご活用下さい。